学校へ行くなり弓を引くなり

学校教育のことや弓道のことについてまとめてます。

ICT教育って結局なんなんだ・・・?

こんにちは、にるなりやくなりです。

 

今回は学校現場を賑わす(?)「ICT」についてのお話です。

 

オンライン授業が導入されたことでICTの環境も急速に整ってきましたね。

私の勤務校はいまだにプロジェクターもタブレットもありませんが、、、笑

 

現場でもICT環境が導入されると同時に研修などが行われ、「効果的に活用するように」という指示があります。

 

・・・が、まだまだICTが浸透しているかと言われると微妙なところ。

意欲のある教員や機械に強い教員はアレコレ試していますが苦手な教員や年配の先生方はなかなか敷居が高いようです

 

 

わたしは「ICT」は前任校では結構利用する派で、

動画を使ったりスマホからアンケートや感想の収集を行ったり、

といった実践をしていました。

 

一方で手間が大きいことや生徒の学びにつながらないことはやらないので、

一見すると結構アナログな授業を行うこともあります。

 

あくまで授業内で教員が扱う場合、

ICTは手段の一つでありICTそのものを使うことが目的になってはいけない。

というのが持論です。

 

 労力と得られる効果を比較して使う価値があることをどんどん実践していきたいなと思っています。

 

 そのため、私にとっては毎時間パワーポイントを作ってパソコンを持っていくなんてことはしません。

 

理由は3つ。

①意外とパワーポイントは覚えづらく、集中力が持続しない子には飽きられること。

②授業の筋道が決まっているということが伝わると生徒は意欲を失うということ。

③単純に作る時間がもったいないということ。

 

そのかわり、わたしは私物のiPadを利用して、

生徒に配布するプリントを撮影して置き、そのままプロジェクターに投影します。

そうすると手間としてはわずか1分で板書も不要になるという恐ろしいコスパの良さ。生徒のプリントと板書の内容がリンクしているのもいいポイントです。

 

授業終わりには生徒1人のプリントを写真に撮らせてもらいます。

撮影したものを次回に投影することで、

復習や続きをやっていくのがかなりスムーズになります。

(あらかじめ書記などと言って、今日は写真撮らせてもらうよと断っておくときれいに書いてくれますし、トラブルの防止にもなります)

 

iPadなのでアプリで時間を測ったりクジで指名したり、

YouTubeをみたりいろんなことができるのもいいですね。

うとうとしている生徒にカメラを向けると盛り上がります。笑

 

 

私は個人的に、「ICT教える」ことと「ICT教える」を混同している人が多いなと感じています。

 

「ICT教える」・・・

 言葉を補えば「ICTを活用して教科の内容をより分かりやすく、効率的に指導する」という意味ですが、この時ICTを駆使するのは教員が中心になります

 

「ICT教える」・・・

 こちらは逆に「教科の学習の中でICTを活用する能力を生徒が身に付ける」という意味で、ICTを扱うのは生徒が中心になります。

 

文部科学省のHPをみると、本来の目的は、

「『情報活用能力』を身に付け、情報社会に対応していく力を備えること」

と書いてありますので、最終的な目的は「ICT教えること」になりそうです。

そのための足掛かりとして教員がICTを活用して教科の指導を行い、

ICTを効果的に利用することで学習が深まるという体験をさせることが大切だと考えられます。

 

 

ここを混同してしまうと、いきなりICTを使わせて「パソコン難しい」と思わせてしまい逆効果になったり、どんな効果があるかもわからずただICTを使って労力を無駄にしたりという事につながってしまいます。

 

なぜ使うのか、どんな目的があるのか、それによって生徒のどんな力が育つのか、

授業のねらいとICTの経験と両方の成果が得られるか、ということを考えていくことが大切ですね。

 

ただ使えばいいんでしょ、というだけでは数回は珍しがってもらえますが、

それ以降は意味はなくなってしまいます。

 

これらのことがあまり現場では理解されていないような感じがします。

「ICT環境が整備された」「ICTを活用してほしい」といわれた。

それだけでは特にベテランで授業スタイルを確立している人たちにはICTを使うメリットはないんじゃないかなと。

 

 ICTを使え」というだけだと、まるでベテランの寿司職人に「電子レンジ絶対使ってくださいね!」って言っているような違和感があります。「てやんでえ!」って言われちゃいそうですね。

 

きちんとなぜ使うのかを理解してその利用が適切なのか考える必要がありますね。

 

 

なにかいい案があればぜひお教えください。

 

I・・・いつも

C・・挑戦

T・・・手探りで

 

最後までお読みいただきありがとうございました。